闘蟋用品のあれこれ。その4 中国版ドリームキャッチャー? 虫罩(チュウトウ)
- 2017/04/20
- 08:02
ドリームキャッチャーって、ネイティブインディアンの装飾品のアレです。
たまにゴツいホンダ車とかのルームミラーから吊るれてるアレです。
見るだびに「あ、虫罩」と心の中でつぶやいてしまいますが、新大陸のドリームキャッチャーは“お守り”であり今回紹介する虫罩(チュウトウ)とは用途が違います。

虫罩とは、養盆の中のコオロギを逃がさないように安全に観察するためのものです。
テグスで編んだ網を使用しておりますので、殆ど視界を妨げること無く、先が見えます。捕獲直後のコオロギは、養盆の蓋を開けると驚いて飛び出すことがしばしばあるので、それを防いでくれます。まぁ、ある意味中国版も“お守り”と言えます。

写真上のように虫罩を使えば、安全にコオロギを観察できます。
使い方のコツというほどのことでもありませんが、
写真下のように、蓋を少しだけ持ち上げ、スライドさせながら虫罩を差し込みます。いきなり蓋を開けると瞬時にコオロギが跳ねることがあるので、蓋を開ける前に虫罩を差し込のが正しい使い方と言えます。

中国で闘蟋コオロギ(生体)を養盆の中に入れて販売してる店では、多くの店先にこの虫罩が配備されています。
そして、お客がコオロギを選ぶ際は虫罩を使いじっくり品定めをします。
絶対に逃がさない自身がある、というか、コオロギの間合いが読めるような一部の熟練者した客の中には、“俺は玄人だぞ”と言わんばかりに虫罩を使わずに品定めをしますが、店主側として大事な商品が逃げてしまわないかヒヤヒヤしているものです。なので、逃がさない自信があってもポーズとして虫罩を使用すのがマナーなのです。
凄いオーラを漂わせる見るからに“本物”なお客さんの多くはちゃんと虫罩を使っている品定めをしています。
たまにゴツいホンダ車とかのルームミラーから吊るれてるアレです。
見るだびに「あ、虫罩」と心の中でつぶやいてしまいますが、新大陸のドリームキャッチャーは“お守り”であり今回紹介する虫罩(チュウトウ)とは用途が違います。

虫罩とは、養盆の中のコオロギを逃がさないように安全に観察するためのものです。
テグスで編んだ網を使用しておりますので、殆ど視界を妨げること無く、先が見えます。捕獲直後のコオロギは、養盆の蓋を開けると驚いて飛び出すことがしばしばあるので、それを防いでくれます。まぁ、ある意味中国版も“お守り”と言えます。

写真上のように虫罩を使えば、安全にコオロギを観察できます。
使い方のコツというほどのことでもありませんが、
写真下のように、蓋を少しだけ持ち上げ、スライドさせながら虫罩を差し込みます。いきなり蓋を開けると瞬時にコオロギが跳ねることがあるので、蓋を開ける前に虫罩を差し込のが正しい使い方と言えます。

中国で闘蟋コオロギ(生体)を養盆の中に入れて販売してる店では、多くの店先にこの虫罩が配備されています。
そして、お客がコオロギを選ぶ際は虫罩を使いじっくり品定めをします。
絶対に逃がさない自身がある、というか、コオロギの間合いが読めるような一部の熟練者した客の中には、“俺は玄人だぞ”と言わんばかりに虫罩を使わずに品定めをしますが、店主側として大事な商品が逃げてしまわないかヒヤヒヤしているものです。なので、逃がさない自信があってもポーズとして虫罩を使用すのがマナーなのです。
凄いオーラを漂わせる見るからに“本物”なお客さんの多くはちゃんと虫罩を使っている品定めをしています。
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