記事一覧

闘蟋用品のあれこれ。その5 ミニ天蚕糸網 虫網(チュウカン)

天蚕糸と書いて“テグス”と読みます。釣りをする人にはおなじみのテグス網です。テグスとは元々はクスサンという蛾から得られる絹糸のことを言いますか、昔はこれを釣り糸として利用する場合があったそうで、これがいつのまに、釣り糸=テグスと言う風なニュアンスになり、現代ではナイロン製の透明の釣り糸=テグスという認識の人が多いことと思います。で、このテグス網の何が良いか?というと、透明であるから魚には網が見えず逃...

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闘蟋用品のあれこれ。その4 中国版ドリームキャッチャー? 虫罩(チュウトウ)

ドリームキャッチャーって、ネイティブインディアンの装飾品のアレです。たまにゴツいホンダ車とかのルームミラーから吊るれてるアレです。見るだびに「あ、虫罩」と心の中でつぶやいてしまいますが、新大陸のドリームキャッチャーは“お守り”であり今回紹介する虫罩(チュウトウ)とは用途が違います。虫罩とは、養盆の中のコオロギを逃がさないように安全に観察するためのものです。テグスで編んだ網を使用しておりますので、殆ど...

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闘蟋以外の目的の養盆

下世話で恐縮です。先日、上海養盆屋で物色していたら常連ぽいおやじが店に入ってくるや、「おう!ちょっとアレ見せてよ」とカウンターの後ろにある“古養盆”二つを指差した。その養盆を手に黙って、見つめるおやじ。「で、いくら?」「・・・・ よし、こっち、貰うよ」と「毎度あり8500元」ね。と、店主。まるで、晩のおかずにする魚を買うように養盆を買って去っていったけど、8500元(日本円で15万)って・・・・見た目は平凡な...

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中国五大虫具の一つ。虫管

このブログを読んでくださってる方には既知のことと思いますが、中国には鳴く虫飼育ケースである“虫具”が多岐にわたり存在します。中でも、メインというか、よく使われているものをざっくりとタイプ別に分けるとすると、養盆、葫蘆、籠、虫盒、虫管、という感じになると思います。これら以外にも様々な虫具が存在しますが一般的に見かける虫具の多くは5タイプのどれかに当てはまります。それぞれに特性があり飼育できる適正種とい...

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葫蘆にまつわるあれこれ。その2 蚊取り線香のような金具

葫蘆を構成する大事なアイテムの一つ。銅胆についてです。蚊取り線香のような、ゼンマイのような、道具でこれを銅胆(ドウタン)と言います。これを葫蘆の口“コウ”の内側に取り付ける中蓋にするのですが、この銅胆を付けることにいくつかのメリットがあります。まず一つ目は、金属のバネに鳴く虫の声が共鳴しより美しくクリアな声に聞こえます。その違いは明白で、鳴く虫の声の金属的な部分がより際立ち、現地でよく飼育されるキリ...

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